
#268 大阪城は浮いた存在?江戸城は本格ミステリ?各地の『名城怪談』を語る!【対談相手:田辺 青蛙(ホラー作家)】
ホラー作家の田辺青蛙が、新刊『名城怪談』を軸に全国の城郭にまつわる怪異と歴史を紐解く。大阪城では「芝居門狸」や「ババア畳」といった空間そのものに宿る不可解な現象が語られ、江戸城では女中の失踪や遺体の発見がミステリーとして記録されている。城は戦乱の地であり、無念の死が積み重なる「事故物件」としての側面を持つ。また、現代の子供たちの間では、動画配信者や SNS のトレンドが怪談のモチーフとして取り入れられており、かつての不良像に代わり、配信者が祠を壊して行方不明になるという物語が主流となっている。怪談は民話と同様に時代や環境に合わせて変容し、人々の恐怖の対象として語り継がれている。
